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北海道ミシュラン
最近、4月に発刊された北海道ミシュランを読んで飲食店に行ったりしています。
味には人それぞれの好みがあるので、必ず大当たりというわけではないのですが、
けっこういいお店が載っているな~という印象を受けます。
北海道ミシュランの本の装丁は鮮やかな赤色で素敵ですよね。
一家に一冊、車の中などに置いてあったらいいなと思いますが、発行部数が多くないみたいで
手に入りにくいみたいですね。
星がつかなくても3,500円以下でおいしいお店-ビブグルマンのお店からいろいろ行ってみようと思ってます。
- 内田
- 2012年7月9日
- 本
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書評『税務調査はこう変わる!』
少し前に発売されたこの本、題名に惹かれて読んでみました。
何がかわるかというと、主に5つですね。
①事前通知の法定化
従来望ましいだけとされていた事前通知が法定化されました。
②調査終了手続の法定化
申告是認通知と調査終了通知がされることとなりました。
③帳簿書類等の留置き
税務職員が会社の書類を持ち帰る行為が法定化されました。
④更正の期間制限及び更正の請求期間の延長
構成の請求期間が5年となったことで、更正処分についても原則として5年となりました。
⑤理由付記の拡大
従来の青色申告書の提出者に対する処分の理由付記以外も処分理由の提示が行われます。
一つ気になったのが③帳簿書類等の留置きについて。
書類の預かり規定が法定化されたとはいえ、税務調査自体が任意なので書類の提示と
提出は日々の業務に支障がでないように、協議の上行っていくべきですね。
- 内田
- 2012年7月1日
- 本
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書評『売上アップの大原則』茂見憲治郎
著者は、監査法人トーマツ所属の公認会計士なので内容全般について親しみを感じました。
公認会計士の観点から小さい会社の売上アップのテーマを扱っているのが新鮮です。
伸びていく会社は自社をどのように成長させていくかという方向性・ビジョンが必ずはっきりしています。
正しいセオリーと原則をふまえて戦略を立て実行していけば、自ずと売上を伸ばし成功することができます。
じゃあ、そのセオリーと原則とはどういったものなのか。
売上を伸ばすための5つの原則。
①自社を良く知ること:経営理念と経営方針を明確にたてる。
②顧客を深く分析すること:顧客がどんなときに買いたいと思うのか考える。
③方法を幅広く知ること:キーマンへの道を探る。
④戦略を具体的に立てること:力を分散せず、そして必ず実行する。
⑤振り返りを必ず行うこと:すばやい軌道修正が成功のポイント。
どれも非常にためになるセオリーと原則でした。
- 内田
- 2012年2月19日
- 本
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『○○代にしておきたい17のこと』 本田健
本田健さんの本は以前から好きで読んでいるのですが、最近はこのシリーズを読んでいます。
各年代によってやりたいこと、やっておくべきことは違うと思いますし、これらの本を読み比べると非常
に面白いです。
「お金とうまく付き合う」「ライフワーク(大好きな仕事等)を楽しむ」「メンター(人生を導いてくれる師)を持つ」
などがエッセンスだと思いますが、各年代に沿った、より具体的な話が書かれています。
まずは自分のいる『30代にしておきたい17のこと』を読んでみました。
「パートナー、仕事、住居、人生で最も大切な3つを選ぶのが30代(23頁)」なので、人生の豊かさを決める時期。
「20代の自分を裏切らない(36頁)」ためには希望を持って真剣に生きること。
「年下の友人をたくさん持つことで、忘れかけていた情熱を思い出し刺激を受ける。(104頁)」というのは意外な学びでした。
30代は人生の大きな部分を決める重要な10年のようです。
今後経験する『40代にしておきたい17のこと』も読んでみました。
「40代は後半の人生のリフレッシュ・スタートを切れる10年(5頁)」ということなので、とても明るい10年です。
「元気なうちに親や親せきとの関係を大切にし、会う機会をつくる。(116頁)」というのはなるほどなと思いました。
「いちばん幸せな人はパートナーとの関係がうまくいっている人(127頁)」という所では、家庭の大切さが強調されています。
また10年後に読んでみたいなと思う1冊です。
- 内田
- 2012年1月15日
- 本
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『情報は1冊のノートにまとめなさい』 奥野宣之
『情報は1冊のノートにまとめなさい』 奥野 宣之 Nanaブックス
情報を1つのモノにまとめるのはなかなか難しいものです。
スケジュール管理などはその最たるもの。
私は、手帳・卓上カレンダー・家のカレンダー、と複数のカレンダーにスケジュールを書いていますが、
本当は1つのモノにまとめられれば一番効率的です。
クラウドを使ってスマートフォンなどで管理しようとも思ったりしますが、やっぱり紙が使いやすいです。
この本では手帳だけでなく、日記帳・行動記録・会議録・感想・新聞スクラップ・アルバム・家計簿
など、スケジュール以外のものまで一冊のノートで管理する方法が書かれてあります。
・何でもここに書き、とりあえずここに貼る。
メモを捨てるという危険な行為が無くなり、貼ればそのメモをする手間すら省ける。
・家のなかでこそ、このノートを使う。
居間でテレビを見ているときなど、気になった言葉・調べたいことをメモして貼っておく。
・不安も記録すればカウンセリングになる。
すべてを書き出せばいったん問題を紙に落として、心を落ち着けることができる。
・紙のノートの索引をパソコン上で使ってしまえば、情報検索も楽になる。
メモ帳などで「2011/11/26 旅行日程案 45ページ」のようにテキストファイルを作る。
・情報管理にコストをかけないノートをつくる。
情報はすぐ引き出せるよう記録して、さっさと忘れて、悩み・不安とはおさらば。
私の周りでは大きめのノートを使って、情報の切り貼りをしている人もいるので参考にしてみようと思います。
- 内田
- 2011年11月26日
- 本
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『取締役になったら初めに読む本』 福崎剛志
『取締役になったら初めに読む本』 福崎 剛志 すばる舎 リンケージ
お客様でも取締役に就任される方がいらっしゃるので読んでみました。
・取締役の責任と義務を考えるときのキーワードが「善管注意義務」。
「善良な管理者が当然払うべき注意義務」のことで、これを果たせば会社に損害が生じても
取締役個人が損害賠償責任を問われることはない。
・委任契約で報酬減額の可能性があり幅広い裁量権がある点で、従業員とちがう。
従業員と異なり、株主総会で解任され報酬も減額されてしまう可能性がある。
・取締役会や監査役があれば行動をチェックされる。
監査役は取締役業務の適法性を見て、取締役会は業務執行の妥当性を見る。
・競業避止義務と利益相反取引の責任
会社と似たような商売をやるには会社の承認が必要で、会社と取引を行う場合も承認が必要。
- 内田
- 2011年10月23日
- 本
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孫子の兵法
『孫子の兵法がわかる本』 守屋洋 三笠書房
「孫子の兵法」は中国春秋時代の思想家-孫武が書いた兵法書で「始計編」~「用問編」の13編で成り立っています。
どうすれば戦いに勝ちどうすれば負けるか、ビジネスという戦いの場に応用できるということでこの本を読んでみました。
勝算を読むための「道・天・地・将・法」、心服されるリーダとなるための「智・信・仁・勇・厳」、という10文字の意味が印象的でした。
道(どう):大義名分。自国の国民だけでなく、他国の国民からも支持されるような目標の設定。
天(てん):天の時、タイミング。時代を読まなければいかなる天才も無為に過ごすことになる。
地(ち) :地の利。戦では敵陣に対して自陣をどこに張るかで勝負は決まってしまう。
将(しょう):優れた将。優れた部下を得なければ大きな成功はできない。
法(ほう):組織管理。継続して勝てるシステム・仕組み・ルールをつくる。
智(ち) :情況を読む力。勝算のあるなしを見極めることで、勝算なきは戦わなくて済む。
信(しん):信頼、信義。社会は人間同士の信頼関係がなければ成り立たない。
仁(じん):思いやり、やさしさ。思いやりのないリーダーは部下を心服させられない。
勇(ゆう):戦う勇気、退く勇気。ピンチにたったときに退却の勇気を発揮する。
厳(げん):信賞必罰の厳しさ。甘い処分では綱紀が緩んでしまう。
本書には「戦わずして勝つ」「勝算なきは戦わず」を基本とした勝つためのエッセンスが散りばめられていました。
さすが三国志の諸葛孔明や風林火山の武田信玄も座右の書とした内容だと感じました。
- 内田
- 2011年9月24日
- 本
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