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世界遺産-地の果て

 

北海道の世界遺産といえば、アイヌ語「シリエトク(地の果て)」が語源の知床(しれとこ)。

 

北海道唯一の世界遺産であり、日本全体の世界自然遺産3つのうちの1つなので、全国的に見ても貴重です。

 

先日初めてその知床に行きましたが、その素晴らしいの何の、その良さは言葉で表すことができません。

 

言葉で表せないので、4枚の写真を載せさせていただきます。

(クリックすると少し大きいものをご覧になれます。)

 

 左から

・道の駅-「ウトロ・シリエトク」のウニイクラ丼

・プユニ岬から見たウトロ港

・知床半島の北の果て-知床岬

・遊覧船から見た知床半島

となっています。

  • user 内田
  • time 2009年8月27日
  • tag 北海道・十勝・札幌
  • comment 0

政治ではなく、企業が世界を救う!Vol.3

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経済学は、一般教養程度しかないので、私にはこの著書の内容を詳しくはわかっていない

と思っています。

 私が理解し、共感していることのみ、このブログでご紹介しているつもりであることを

ご承知のうえで、またご覧いただければと思っています。

 

 繰り返しになると思いますが、政治は権力であり、その主権者は国によって様々であることもご理解

されているとおりであると思います。歴史的に権力はときとともに、その主権者と乖離しひとり主張を始めます。

 この積み重ねが今日の「不調和な世界」・「持続不能な地球」を生じさせているようです。

 

 これに対して資本主義経済においての企業は、最終的にお客様が最終権力者といえます。

お客様のニーズに、どこよりも早く的確に「財又はサービス」を提供するかが勝負です。

 現在「不調和な世界」、「持続可能な地球」をいち早く認識し、これにチャレンジしている企業の

事例を少しご紹介します。

 

・ グラミン銀行の ムハマド・ユヌスの事例・・・これは有名でHPを検索していただけばたくさん

 でてきます。

 

・ 大手化学会社ユニリーバの事例

   インド子会社「ヒンドゥスタン・リーバリミテッド」の活動

      従業員に6週間、インドの農村に滞在することを義務付け、貧困な農村のニーズと嗜好を

      探り、現地の企業パートナーとともに原材料調達から加工・流通まで、ビジネスや教育の

      機会を与えながら、新商品開発に結びつけ、低所得市場でめざましい成果をあげている。

       これによって、現地に何万人もの雇用機会を創出するとともに、衛生面を主として貧困層の

      生活の質的向上にも貢献している。

 

・ KXインダストリーズの浄水フィルター

      ナノテクノロジーを使って、どんな汚染レベルの水からも有害微生物や化学物質を除去し、

      きれいな水を作り出す安価で機能性の高い革新的な浄水フィルターを開発した。

       さらにこの浄水システムを、安価な装置(MBディスペンサー)で「チケット」と呼ばれる

      交換フィルターを年間10ドル未満のコストで、汚水からきれいな水をつくれるようにしよう

      と、現地生産し雇用を創出するとともに、農村各地に「チケット」を流通させる小規模起業家

      を育成する計画である。

       アフリカなどで、汚水に由来する深刻な疾病問題に、国際社会による大規模なインフラ

      投資を待たずに、水と環境衛生に企業が大きく貢献できるとしている。

・ P&G社、ウォーターヘルス・インターナショナル社の浄水事業

      コア技術は異なるが、大規模インフラ投資を伴わない、いずれも安価で小規模な装置と

      現地における企業家等がかかわるビジネスモデルを構築して、前者と同様に貧困と水・衛生

      問題を、企業の利潤を追求しながら解決できるとしている。

 

・ 地球の持続可能性への取り組み(廃棄物・埋蔵資源・温暖化ガスなど)

      今世界のグローバル企業は製品生産から製品寿命の終了までを、設計・製造・流通・回収・

      リサイクル・再製品化(ゆりかごからゆりかごへ・・・プロダクトスチュワードシップ)を基本に、コスト

      削減とともに、廃棄物汚染の企業イメージの向上に積極的に取り組みはじめている。

   

   ナイキの事例;

      シューズのデザインに際し、ライフサイクル分析を採り入れ、プロダクトスチュワードシップ評価に照らして

      素材の選択、製品化し、また履かれなくなったシューズを小売店から回収しリサイクルしている。

      これを材料別に粉砕処理し、人口芝メーカーと提携して人口芝に再利用し、これによる事業

      収益が「ナイキ財団」の収入源となり、各種競技場への寄付へと貢献している。

 

 これ以上、ご紹介しきれないのでこれまでとしますが、ITの進化により情報公開が加速度的に企業

に求められています。

 企業は、国際的なNGOなどの監視のもと、環境破壊や廃棄物汚染・資源の浪費に対し、積極的に

取り組んでいることをアピールしていくことが、企業価値をたかめることに、すでに気付いています。

 

 「世界の難問」に、ビジネスとして、かつ持続可能な利潤を追求する方向としてチャレンジし、これからの

企業が、又資本主義経済が、“地球の持続可能性”を、“地球の未来”を保証していくものと著者は期待

して述べています。

  • user 太島
  • time 2009年8月18日
  • tag
  • comment 0

高山植物は美しい!

 

 

 そこそこ、これまで山に登ってきましたが、ブログを書く方法をもってなかったので

初めてご紹介できます。

 

 今年の北海道の夏山の季節は、天候不順で、休日に好天のチャンスはなかなか

巡ってきませんでした。今シーズン初めて行った日も、事前の予報もあまり芳しくなかった

ものでした。

 おまけにトムラウシ山の中高年登山ツアーの大量遭難死の事故が直前であったばかり。

 初心者も同行するので、いやがうえでも慎重に行動しなければならないと思いつつ、

今年はじめていってきました。・・・・赤岳、白雲岳をめざしました。

 

 心配していた天候は快晴に近いものでした。無事下山するまでくずれませんでした。

 無事下山したあとの、いつもの温泉は本当にほっとさせてくれます。同行して頂いたお二人

ありがとうございました。

 

 何枚かの高山植物をご紹介します。名前はわかるものだけです。

IMG_0544

                            チングルマIMG_0552

     こまくさ                       チングルマ

                        IMG_0554                                                                                                

 IMG_0555

 

 

 

 

    リンドウ科?

  • user 太島
  • time 2009年8月15日
  • tag
  • comment 0

牧草ロール

  

昨日、国道242を通って帯広に向かっていると、周囲の畑が”牧草ロール”だらけなのに気付きました。

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十勝ではこの時期ごくふつうの風景ですが、都会の人からは

「あれは何?」

とよく聞かれます。

 

この牧草ロールは正式名称”ロールベール”と呼ばれ、牧草をトラクターで刈り取ったあと1・2日間乾燥させて、

機械でロール状にしたものです。

今日も機械からロールが産まれる場面を何度か見ました。

 (牧草ロールを見るのもいいですが、私はこちらもかなり好きです。)

 

大きさは人の背丈ほど、重さは1つ約350kgもあるそうなので、近くで見るとかなり大きいです。

 

牧草ロールは年3回ほど収穫され、そのまま干し草か、醗酵させたサイレージとして牛の餌になります。

このロールが普及することで、昔ながらのサイロは年々その姿を消していっているそうです。

  

 

国道では牧草ロールを運んでいるトラックにも出会いました。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、トラックの横から撮った写真です。

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トラックの後ろについて走っていたら、大量の牧草が飛んできて大変でした。

 

私も北海道に来てまだ1年で、ロールについて詳しくないので、詳しい方いらっしゃったら

いろいろ教えていただければ幸いです。

  • user 内田
  • time 2009年8月9日
  • tag 北海道・十勝・札幌
  • comment 1

登 山

 

8月最初の土曜日に大雪山系の「赤岳(あかだけ)」と「白雲岳(はくうんだけ)」に登ってきました。

太島所長と私内田を含めて3人で行きました。

天候は午前中ずっと晴れ、午後は曇りましたが最後まで雨は降りませんでした。

 

赤岳は私は初めて登る山で、道はなだらかでキツい感じはしなかったのですが、

白雲岳まで行くとけっこうな距離で持久力がいりました。

 

評判どおりのきれいなお花畑と、大雪山系の雄大な山を臨むことができ素敵な1日でした。

 

午前7:30   赤岳登山口-銀泉台に到着

午前10:15  赤岳登頂(標高2,078m)

午前11:30  白雲岳登頂(標高2,229m)

午後16:00  銀泉台に下山

午後16:30 層雲峡温泉-黒岳の湯へ

  

 

少しだけですが、撮った写真を載せてみます。

(クリックすると写真が大きくなります。)

 

最初の写真は少し雲がかかっていますが、白雲岳から見た旭岳(あさひだけ)の写真です。

キタキツネ・クマ・シマリスを見ることができ、シマリスだけ写真が撮れました。

 

  • user 内田
  • time 2009年8月2日
  • tag
  • comment 3

政治ではなく、企業が世界を救う!Vol.2

 

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前回のブログVol.1 の続きです。あきらめないで見ていただければうれしいです。

 

 どうして企業が世界を救えるのか?

 このことに対するいくつかの取組の実例を紹介しながら、「未来をつくる資本主義」の著者

スチュアート・L・ハートは、これからの資本主義経済の中の企業(著者はグローバル企業

としています)の経営戦略としてこの「不調和の世界=持続不能な環境破壊、人口爆発

による世界的食糧不足」に対し、技術・生産・流通などビジネスモデルに爆発的イノベーションを

起こし、新たなマーケット創出へと挑んでいくべきとし、これが既存マーケットに対する企業

イメージの向上や、新たな先進市場のビジネスモデルにつながり、企業が飛躍的に発展できる

契機にもなると述べています。

 これからは、特に収奪的に行動する企業は、一時的に成功するように見えても、継続可能な

企業とは絶対になりえないと、私も思っています。

 

 現在67億人といわれている地球上の人口のうち、飢えや貧困に苦しんでいる人口は、

主に南半球中心に約40数億人、総人口の約3分の2以上に昇るそうです。

又今世紀半ばまでに、貧しい国の人口増加を中心に、地球上の人口は80億人から100億人に

達するだろうという統計もあります。

 そして、世界・地球の困難な状況のうち、この40数億人の人々に対する飢えや貧困・教育の

問題を解消することが、テロリズム、地球温暖化、人口爆発、水・食糧問題などを解決して

くれるとも述べています。

 

 その前に、世界の国々の指導者たち(政治家、宗教家、科学者、又は独裁者など)、

特に国際的な課題を担う方たちは、この困難な世界の、そして地球の状況に対処できない

でいるのでしょうか。

   もちろん、現在国連、FAO(国連農業機関)などを通じて援助し、世界銀行、IMFなどより

食糧難や貧困に苦しむ国などに援助したり、投融資の活動を活発に行っていると承知して

はいます。しかし、どうしてこの問題の改善効果が、目に見えてこないのでしょうか。

 

 著者はこう言っています。

 国や国際機関では、互いの利害調整、イデオロギー対立などに、多くの時間とエネルギーが費やされ、

又援助や投融資が実施されても、受ける国等、政権は未発達又は腐敗汚職にまみれて、充分な生産

活動に結びついていないからだと (多額の税金を投入しながら!・・・私見です)。

 そして直接投資しようとする勇敢な企業は、法律・制度・規制の未熟な国ゆえ、多額の損失を蒙って

撤退を余儀なくされて、一部の者(政治家、汚職役人、利権屋、既存富裕層など)のみに利益をのこして、

貧困層の自立・改善に結びついていないことを指摘しています。

 

 著者は、これからの資本主義経済が更なる発展と進化を求めるならば、成熟市場での競争と合わせて、

未開拓な貧困マーケットへ、企業のもてる資本力、人的資源、時間を活かし、柔軟に対応できるグローバル

企業に、「地球の持続可能性」の一番の担い手になるよう期待し、提言しています。

 爆発的イノベーションを期待し、グローバル企業は、この問題(地球の持続可能性)をチャンスと捉え、

慈善ではなくビジネスとして取り組むべきと。

 

 おそらく著者は、資本主義の新たな進化を求め、これまでの資本主義経済が末路を迎えているの

ではなく、今までが未成熟な資本主義経済であり、未成熟な自由民主主義社会であったと延べ、これから

の企業と社会が、振舞うべき指針を示唆しているものと、私は理解しています。

 

 また長くなりましたので、次回に取組の実例などを紹介したいと思います。

 

  • user 太島
  • time 2009年7月27日
  • tag
  • comment 0

政治ではなく、企業が世界を救う!Vol.1

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あまりタイトル名がおおげさで、ホラ話かと思われるでしょうね。

 

 最近読み終えた「未来をつくる資本主義」 著者スチュアート・L・ハート(英治出版)の 

単行本の読後の感想と、私の過去、現在、将来に亘る関心を、何回かにわたってブログ

で書いてみたいと思います。

 

  まず、2006年にノーベル平和賞を受賞した、バングラデッシュの ムハンマド・ユヌス教授

(チッタゴン大学経済学部)が、1976年にバングラデッシュの貧しい農民(特に女性対象)に

小口融資を開始した、グラミン銀行のマイクロクレジットの成功の話題から興味を持ち始め、

この本との関わりがでてきました。

 

 現在世界は、地球温暖化(CO2)、地下資源枯渇とエネルギー不安、テロリズム、宗教・民族間

対立、貧困、人口爆発、水・食糧不足問題などなど、未来に対する不安に満ち満ちています。

 日本国内では、格差社会の拡大・固定化、超高齢化社会に向って年金・医療の将来不安、

これに対する政治・行政の制度疲労・混乱、経済の低迷など、一向に改善の方向が見えず、

先行き不透明な状態が続いています。

 

 昨年、アメリカ発、サブプライムローン問題から端を発し、リーマンブラザーズ破綻、GM、クライスラーの

破綻処理とつづく、一連の金融機関の混乱と信用不安は、世界の先進国経済に大打撃を与え、

かつ今も続いています。

 ここで問いかけられたのが、マネー資本主義の暴走による、経営者・株主・金融政策当局者

のモラルの欠如と、新自由主義といわれた市場万能主義でした。

 私たちは、資本主義の末路を、思わず想像してしまうような事態に遭遇しています。

 

 前段が長くなって、主題になかなか進めません。

 

 まず私の主眼は、人や人の住む自然環境が中心でなければ ならない社会です。

又生活を支える持続可能な経済の仕組みを構築し、そしてこれを担うのは企業です。

 

 長くなりすぎると、苦情になりそうなので、この話の詳細は、次回のブログで書きたいと

思います。

  • user 太島
  • time 2009年7月22日
  • tag
  • comment 0