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TBS日曜劇場『半沢直樹』
TBS日曜劇場『半沢直樹』が今月7日からはじまっておりますが、
これが大変面白いです。
銀行員・半沢直樹は頭取になることを目指して業界3番手の東京中央銀行へ入社。
入社十数年後、全国の支店の中でも有数の規模をほこる大阪支店融資課長
として活躍する最中、5億円の融資をした西大阪スチールが融資直後に倒産
し社長も姿をくらまします。
この5億円融資はそもそも上司の支店長が「私が責任をとるから」と言って大至急
行ったもの。しかし、融資が焦げ付いた途端、支店長は全て半沢融資課長に全責任
を負わせようと画策します。
これが第1話のあらすじですが、これだけでも銀行マンの辛さ・悲哀さを強く感じられます。
私も日ごろから銀行の方とお付き合いが多いですが、本当に大変な仕事なんだろうな
と思います。
このドラマの初回の平均視聴率は19.4%とトップ。これからの展開が楽しみです。
- 内田
- 2013年7月13日
- 趣味・雑感
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レビュー『マルサの女』
『マルサの女』 伊丹十三 監督作品
NHK朝ドラ『あまちゃん』での宮本信子さんの演技があまりにも素晴らしすぎて、久しぶりに伊丹十三作品『マルサの女』
を観てみました。
宮本信子さんだけでなく、山崎努、津川雅彦, 大地康雄などなど日本の映画界を背負って立つ名優ぞろいで、本当に
見どころのある作品でした。
1987年という25年ほど前の作品ですがまったく古さを感じません。
特徴のある音楽もいいですねー。
さすが、第11回日本アカデミー賞(1988年)最優秀作品賞・最優秀主演男優賞(山崎努)・最優秀主演女優賞(宮本信子)・
最優秀助演男優賞(津川雅彦)と、この年の同賞をほぼ総なめにした作品です。
マルサとは東京国税局査察部のことで、その活動は通常の査察活動では摘発出来ない複雑かつ巧妙な脱税を暴く
というものです。そんなマルサで奮闘する女性と脱税者の戦いを描いた作品ですから、非常に面白いのです。
「お葬式」「ミンボーの女」など社会派作品を描き続けた伊丹監督の作品はどれを観ても素晴らしいです。
脱税を巡る「売上除外」「貸倒」「架空借入」「自家消費計上漏れ」「内偵」「ガサ入れ」「特殊関係人」などの話も出てきます。
マルサの女のずば抜けた観察力には脱帽してしまいます。
税金に興味がある方にはとても関心の持てる内容だと思います。
- 内田
- 2013年7月6日
- 趣味・雑感
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野球大会
先週、「北海道十勝管内商工会青年部連合会 野球大会」に参加してまいりました。
本当に暑い日曜日でしたが、試合も懇親会も楽しく過ごさせて頂きました。
野球の試合ではセカンドを守り、二回ほどバッターボックスにも立ち良い当たりもありましたが、
日頃やっていないことなので思ったような結果は出せませんでした(苦笑)
それでも天気の良い晴天の下で体を動かすのはとても気持ちが良いですし、その後の懇親会
での焼き肉も美味しくいただきました!
十勝管内町村の商工青年部員が一同に集まると相当な人数で、若者たちの熱気も暑かったです。
本当は野球の技術も上げてチームに貢献したいな~と思うところですが、まずは試合に参加して
同じ時間を共有することが大切ですね。
- 内田
- 2013年6月28日
- 北海道・十勝・札幌
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消費税の研修会
今週帯広にて、消費税の研修会に参加・運営をして参りました。
テーマは「消費税95%ルールの適用制限と調整対象固定資産の取扱い」です。
少し前に税制改正があり、今後も改正が見込まれる消費税がテーマとあって多くの方に
ご参加いただきました。
参加して頂いた皆様、誠にありがとうございました。
前半は「調整対象固定資産」のお話し。
調整対象固定資産では100万円以上の固定資産を取得し、課税売上割合が著しく変動した場合等に
消費税計算の調整が行われます。
後半は「95%ルール」のお話し。
平成23年税制改正で課税売上高5億円超の事業者は95%ルールの適用から外れました。
どちらも計算的には細かい論点なのですが、とても大切な部分なのでお聞き出来てよかったです。
- 内田
- 2013年6月22日
- 税務・会計・経営
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レビュー『伝える力』池上彰
何年か前に読んで以来、何度も繰り返し読み返している本です。
『学べるニュース』などで有名な池上彰さんによる、話す、書く、聞くという伝える力について書かれた本です。
本書P135 第5章「文章力をアップする」に”ブログを書く”という項目があったため、私もブログを始めました。
ブログは何より”他人の目にさらされる”ことで、文章力アップに有効のようです。
この本を読んで以来、何年間も継続してブログを書いておりますが、何となく文章を書くことへの免疫はついているような気がします。
本書は、筆者の体験をもとにとてもわかりやすく書かれており、短時間で読みきることができます。
単なる文章の技術だけでなく、心の部分「どのような感情で人に対すべきか」、にも留意して書かれている点が印象的でした。
このような方の本を読むと、伝える力の鍛えられるマスコミ関係の方をうらやましくも思ってしまいます。
- 内田
- 2013年6月15日
- 本
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ABL融資(動産担保)
先月の日経新聞に大きく「ABL(Asset-based loan)」についての記事が載っておりました。
ふつうは不動産や人を担保に金融機関は融資を行いますが、家畜や商品在庫などの動産を担保に
資金を貸し出す手法をABLといいます。
土地など逃げない不動産以外を担保にすることは従来はあまり行われていませんでした。
しかし、近年は新聞に取り上げられているように、牛や豚などを担保にする融資が増えております。
私もここ最近何件か、ABL融資に携わらせていただきました。
やはり担保の対象になる動産をいかに把握して管理するかがカギですね。
記事での例は2,500頭を担保に鹿児島銀行から15億円を借り入れておりました。
牛の場合は個体識別番号が付され一頭ずつ管理することで担保にすることができます。
新聞記事では青森県のりんご屋さんが動産担保融資も行っている事例も見られ、今後いろいろな
動産を担保に融資が行われるようになるかもしれませんね。
- 内田
- 2013年6月8日
- 税務・会計・経営
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平成26年度税制改正に関する意見書
北海道税理士会による「平成26年度税制改正に関する意見書」を読んでみました。
毎年、同じ要望も上がっていてそれが通らないケースもあるのですが、今回は新規の要望のうち
興味があった内容について触れてみたいと思います。
★不動産所得を廃止し、事業所得に統合すること。
現在、不動産収入は一般ビジネスの事業所得とは別に申告することになっております。
意見書によるとこの2つの区分は昭和63年に廃止された資産合算制度の名残であり、両者を区分
する意義が見出せないと書かれてあります。
★損失の繰越控除について、翌期間以降3年間の控除期間を5年間に延長すること。
法人の欠損金の控除期間が7年⇒9年に延ばされたところ、個人事業でも2年間伸ばしてほしい
というものです。
★社会保険料控除の整備について
介護保険料については、年金からの天引きが原則強制となっているため、後期高齢者医療制度
のように実際に扶養しているにもかかわらず、社会保険料控除の適用ができません。
同じ社会保険料控除の対象のはずなのに取扱いが違うのは課税の公平に反するため、介護保険料
の口座振替制度を導入するか、年金からの天引き分も社会保険料控除を認めるべきというものです。
★復興特別所得税における報酬・料金等
弁護士等への報酬・料金等に係る源泉所得税については、所得税の前払い的要素が強く、その精算
時の確定申告において復興特別所得税の負担を求めれば足りる。また源泉徴収義務者に対しても、
所得税のみの簡素な税率とし、源泉徴収義務の負担を軽減すべきというものです。
いろいろな意見があるなと感じましたが、最後の「報酬・料金等に係る源泉所得税については、簡素な税率とし
、源泉徴収義務の負担を軽減すべき」という意見には賛成したいところです。
- 内田
- 2013年6月2日
- 税務・会計・経営
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