【本】レビュー『静かな人はうまくいく』
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内田
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2026年10月31日
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本
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『静かな人はうまくいく』小原靖照 すばる舎
外部の刺激に過剰反応せず「心の静けさ」を取り戻すことの重要性。
心の静けさを持つ静かな人は、深い観察力や洞察力、感情に流されにくい安定感、そして一つの物事に没頭できる高い集中力という強みを持ちます。人前でもSNSでもとにかく大きな声でうまいこと物事を話すだけでよいわけではないはず。
インドの聖者シュリ・プリタジはこう言った。
「あなたの幸せは外側にはない。内側が”美しい意識状態”にならない限り、何を手にしても苦しみは消えない」
静かな人の強みは、派手さの中では見えにくい。「感情に流されず、冷静に判断できる」「相手の話を深く聞き、信頼関係を築ける」「淡々とつづけられる集中力を持つ」「流行に振り回されず自分の軸で動ける」など、この力が、今のような変化の激しい時代にこそ求められています。
1日を「静けさ」からはじめること。朝の静けさは、1日のうちでもっとも特別な時間です。朝の最初の5分間だけでも、外の世界をシャットアウトしましょう。この5分間が、集中力を深めます。「空を見上げる」「白湯を飲みながら心を整える」「今日は静かに自分のペースで過ごそう、と心でつぶやく」これだけでもOKです。外からの刺激よりも、自分の感覚や内なる声を大切にする力、その力を最大限に活かせるのが、朝の時間なのです。
心がザワつくときは、「身体」の声を聴きましょう。不安で仕方ない、焦りが止まらない、心がザワザワする、そう感じた時、多くの人は「心をどうにかしよう」とします。けれど、じつは心より先に「身体」を見たほうが早いです。感情とは身体にあらわれる「感情の変化」でもあるのです。まずは身体に問いかけてみることです。「今、肩に力が入っていないか」「胸が苦しくなっていないか」「呼吸が浅くなっていないか」。この気づきこそが静けさのはじまりなのです。例えば「深く息を吸い、吐いてみる」「肩や首をゆっくりまわしてみる」「はだしで立って、足裏に床の感覚を感じてみる」それだけで、過去や未来に飛んでいた意識が「今」に引き戻され、心が落ち着いてきます。

