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10周年

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

税理士法人TAPは2012年11月2日に法人設立をしまして、
2013年1月4日に創業をしました。

今年2022年11月2日が法人設立10周年、来月2023年1月4日が創業10周年となります。
11月2日は毎年設立記念日として事務所をお休みにしておりますが、11月3日が文化の日のため、従業員の皆さんにも好評です。

設立10年を迎えられたことは、ひとえに関わった皆さま、TAPの社員・職員の皆さま、顧問先のお客様、取引様の皆さま、のおかげです。
心より感謝しております。

10年前を振り返りますと、本別町と帯広市の二つの会計事務所を税理士法人が引き継ぐ、という形での船出でした。
二つともに数十年の歴史を持つ事務所で、その経営を引き継ぐことは期待と不安の入り混じる気持ちでした。
その当時の代表社員内田は齢33歳、先代を尊重しつつも、新しいことにもチャレンジをしてこれたのは周りの皆さまのおかげです。

2023年7月14日(金)に少し遅ればせながら、税理士法人TAP10周年事業を開催予定です。
過去を振り返り、これからの明るい未来に繋げる事業にしたいと思います。

  • user 内田
  • time 2022年12月24日
  • tag ご挨拶
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年末年始の御休みのお知らせ

税理士法人TAPは、

2022年12月28日(水)午後 ~ 2023年1月4日(水)

を年末年始の御休みとさせていただきます。

年始は2023年1月5日(木)より営業を開始いたしますので、どうぞよろしくお願い致します。

  • user 内田
  • time 2022年12月17日
  • tag ご挨拶
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レビュー『仕事は自分ひとりでやらない』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事は自分ひとりでやらない』 小木田朝子 フォレスト出版

弊社で実施しております「製販分離」に繋がるお話かと思い、読んでみました。
仕事を抱え込まず 周りに助けを求める技術 ヘルプシーキングは何が凄いか。
助けを求めることは、チームの足を引っ張ることではありません。
仕事を「誰が終わらせるか」ではなく、「チームとして終わっているか」が重要です。
「不測の事態が起こること」が問題なのではなく、そのリカバリーを「チームとしてできないこと」が大問題なのです。
疲弊し孤独を感じていると、コンディションは悪化し、良いパフォーマンスを発揮することが難しくなります。
私たちは、心身のコンディションが仕事の質や成果に直結してしまいます。
こうした状況をつくらない、またこうした状況を変えることができるのが、ヘルプシーキングです。
仕事をする中で、辛いときには「辛い」と言え、助けてほしいときには「サポートがほしい」と言うことができれば、私たちは安心して仕事を継続でき、そんな仕事に愛着を持てます。
私たちが向き合う仕事は、過去に経験のない仕事、チームの中に答えがない仕事が増えています。
そうした場合、「時間をかけてもなんとかできない」ことや、「ひとりで考えたのではたかが知れている」ことが大半です。
問題や困っていることをひとりや自分達だけで抱えない、周りと知恵を持ち寄って連携する外部の知識や情報を頼るいずれもヘルプシーキングです。
ヘルプシーキングのためにどのように行動するか。
まず情報をオープンにすること。
タスクや進捗、スケジュールを共有するとためにグループウェアで仕事を見える化することがおすすめです。
おおよそでもお互いが何をやっているのか把握しあい関心を持ち合うこと
それがいざという時に、「助けやすい」「助けを求めやすい」につながります。
助けを求める場」をつくっておくことは、あなたを含むメンバー全員の安心の仕組みになるはずです。
私のチームでは、全員フルリモート勤務ですが、毎朝業務開始時に15分オンラインで集合し、状況の共有と困りごとの相談の場「朝会」を運営しています。
お互いが顔を見せ合い、元気の有無を確認し合う時間でもあります。
残念なヘルプシーキングとしてはどのようなものがあるでしょうか
ギリギリまで自分で抱え込み、どうしようもなくなってから周囲に助けを求めるケースは、チームがあなたを助けるための時間と余裕を奪うことになり良くありません。
日頃にブラックボックス化した仕事をポイと丸投げするケースがあると、周りから否定的に見られるようなってしまい非常に残念です。
丁寧すぎる完璧主義な仕事も実は良くなく資料のつくり方がオリジナルすぎて、チームで汎用化・流用できない、担当者の標準以上のサービスが顧客の当たり前になっていて引き継げない、引き受ける側に膨大な時間が掛かってしまうことも残念なケースと言えるでしょう。
  • user 内田
  • time 2022年12月10日
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レビュー『メタバースMETAVERSE 超入門』

 

 

 

 

 

 

 

 

メタバース超入門』 武井勇樹・技術評論社

北海道という広い土地柄の中で移動時間が大切な所、会計事務所の仕事にも「メタバース」が利用できないか考えている中、こちらの本を読んでみました。
メタバースとは、利用者がアバター(化身)を操作し社会生活を送ることができる仮想空間の事です。
映画『アバター』や『マトリックス』、アニメ映画でも『竜とそばかすの女王』などでもよく知られています。

今、メタバースが注目されているのには5つの理由がある。
①通信技術の進化(5G)
②リーズナブルで高性能なVR機材の登場
③リモートワークの定着(コロナ禍)
④PC・スマートフォンの普及
⑤ブロックチェーンやNFTという先端技術の浸透

現在、メタバースはフォートナイト・マインクラフト・あつまれどうぶつの森、などゲームの世界で広がっている。
それは、ゲーム自体が3DCGで構築されていてバーチャル世界を作りやすく、コミュニケーション基盤となりSNS要素と相性が良いためである。

これから必要なのは「ゲームとは関係ない領域でも広がっていく」ことであり、仕事や買い物、学校の授業や職場などの日常生活にも用いられ始めると、一気に非日常と日常の主従が逆転する、つまり「バーチャルな世界にいるのが当たり前」という地点に到達できます。

いまやスマートフォンやPCからメタバースに入るのがメインの方法ですが、メタバースの魅力をフルで堪能するためには、VRゴーグルやARグラスを使うのが理想です。これらXRデバイスの普及に向けては、サングラス化できるか、小型軽量化が大きな課題となっています。

また将来的には「フルダイブ」という映画マトリックスのように「五感すべてでVR空間を楽しむ」という意味で、視覚や聴覚だけでなく触覚・味覚・嗅覚も含めて操作者の脳へとフィードバックすることもポイントになります。
フルダイブ型のメタバースは実用化までまだ技術的な課題が大きいですが、SF世界で描かれるような五感すべてで楽しめるバーチャル世界を夢見ている人も多いです。

メタバースが本格普及するために、「政治」の観点としては税制(所得税など)や法律面(所有権など)が整備されてこないと一般普及するのが難しいです。「経済」の側面ではメタバースって儲かるよね、という認識が広がらないと参入プレイヤーは増えてきません。「社会」的な側面ではバーチャル空間で人に会うのって楽しいよね、とか自分らしさを出せるよね、というポジティブな価値観が広がる必要があります。「技術」面ではデバイスの小型化だけでなく、AIやブロックチェーンのさらなる進化も必要不可欠でしょう。

 

  • user 内田
  • time 2022年12月3日
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【TAPの仕事】相続税申告のお仕事

 

 

 

 

 

 

札幌で相続税申告の相談なら税理士法人TAPの札幌相続相談室 (sapporosouzoku.jp)

 

2022年時点でTAPでは「札幌相続相談室」という室を置きまして、相続税申告に重きを置いております。
年間の相続税申告件数は概ね30件台~40件台ですので、極端に多いわけではないですが、一般的な税理士事務所に比べても多い方です。

申告件数が少ない事務所にご依頼されるよりも、多い事務所にご依頼された方が安心かと思います。

税理士事務所に所属する人にとって、この業務の経験を積むことはキャリア形成にも必ず役立ちます。
今後、この業務は増えていくでしょうし、世の中的にも必要とされていく知識/経験だからです。

税理士事務所のスタッフとして相続税申告業務に携わる時に大切なことをいくつか記載します。

①相続人の方たちの気持ちに寄り沿う
大切なご家族が亡くなった方たちは悲しみに暮れております。お仕事をしていく土台として、そのようなお気持ちに寄り添えるようにしましょう。

②相続発生から相続税申告完了までの流れをしっかり理解する。
こちらは法人税や所得税の申告と同じ点かもしれません。複数回、そのお仕事に携わることで理解も深まりますので、自分から「携わりたい」と声を上げていきましょう。

③小規模宅地等の特例をはじめとした減額制度を覚えていく。
相続税申告業務では数多くの減額制度が用意されています。金額的にも多額な影響となりえますので、漏れなく適用できるように注意しましょう。

④土地評価や株式評価をマスターする。
特に路線価を適用する土地評価は難しく、ここを正確に、そして減額計算を入れながら進められたら強みとなります。
また、株式評価も少し時間が掛かりかちですので、スピーディーに進められるようになっていけると良いです。

法人税、所得税の業務でもそうですが継続的な勉強が相続税申告業務でもポイントとなります。

  • user 内田
  • time 2022年11月26日
  • tag TAPの仕事
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レビュー『同志少女よ敵を撃て』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同志少女よ敵を撃て』 早川書房 逢坂冬馬

本屋大賞を受賞した、1940年台の独ソ戦を舞台にした女性狙撃小隊のお話です。
2022年2月からのロシア-ウクライナ戦を思い浮かべてしまう、非常に心に残るお話です。

故郷の村が襲われ生き残ったセラフィマという少女が、女性狙撃小隊のイリーナから訓練され、各戦場にて狙撃の任務を遂行していきます。

最初から最後まで、戦争の凄惨さを見事に記した作品でありますが、特に後半、登場人物たちの言葉が印象的でした。
P356セラフィマの幼馴染-ミハイルの戦争は倫理や常識を狂わせるという言葉
「悲しいけれど、どれほど普遍的と見える倫理も、結局は絶対者から与えられたものではなく、そのときにある種の『社会』を形成する人間が合意により作り上げたものだよ。だから絶対的にしてはならないことがあるわけじゃない。戦争はその現れだ」

P374戦後に狙撃兵はどう生きれば良いか聞かれたリュドミラの言葉
「分かったか、セラフィマ。私は言った。愛する人を持つか、生きがいを持て。それが、戦後の狙撃兵だ。」

P467戦争後の元兵士についての記述
「戦争が終わった後、人を殺す術を身につけ、躊躇なく敵を殺す訓練を受け、実際に殺し、味方の死を見届け、ぎ虐殺を目撃し、あるいは殺戮者となり、ありとあらゆるこの世の地獄を体験した多くの兵士たちが、生身で日常に放り出される」
「殺される心配をせず、殺す計画を立てず、命令一下無心に殺戮に明け暮れることもない、困難な日常という生き方へ戻る過程で、多くの者が心に失調をきたした」

本当に、戦争はあってはならないものだと感じさせる作品でした。

 

 

  • user 内田
  • time 2022年11月19日
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【TAPの仕事】納税義務者の信頼にこたえること

税理士法の1条と48条の16には、
「税理士(税理士法人)は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそつて、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。」
と規定しています。
ここで「納税義務者の信頼にこたえ」という言葉は非常に重い内容です。

税理士法人は納税義務者から信頼された存在であるからこそ、専門家としての存在価値があるといえます。
信頼とは「信じられ、高く評価され、頼られ、仕事を任せられる」ことです。
結果として正しく納税がされるようにしなければなりません。

「期待」されることと「信頼」されることは異なります。
期待された場合は裏切っても良いケースもあるかもしれませんが、信頼されている限りは納税者の方を裏切ってはいけません。

報酬を受け取るのはお客様である納税者側からですが、国から国家資格を得て、その国家資格(税理士資格)から、使命を受けています。国とお客様、どちら側でもなく公正公平な立場でないといけないのです。
弊社の経営理念にも「その社会的使命を自覚し」という言葉があります。
その言葉の意味を噛みしめて行動してまいりたいと思います。

 

 

  • user 内田
  • time 2022年11月12日
  • tag TAPの仕事
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